やらないことをやってみる その3
こんにちは、小麦です。コラムがマイペースすぎて、話がとびとびになってしまい、すみません。
「教員採用試験を受けないと決め、しばらくコラムが更新されないまま、どう過ごしているのかなあと思っていたら、次の更新では退職していた!」とびっくりされた方もいるのではないでしょうか。
教員採用試験を受けなかった夏、どう過ごしていたのかお話ししたいと思います。
「えっ?!受けないの?!」といろんな人に散々言われるだろうと想像しビクビクしなから過ごした5月〜8月。結局、ほぼ言われず。(笑)
周りの人が、わたしののんびりしたオーラから察したのか、気を遣って聞かずにいてくれたのかは分かりません。
でも、振り返ってみると、夏の「採用試験受けないの?」よりも、冬の「退職するの?!」の反応の方がかなり大きかったです。
それで、夏休みは何をしていたかというと、わたしは新婚旅行へ行きました!
はい、これは、おかしい。よく考えてみよう。採用試験をほったらかして、旅行だと?別に旅行は冬でもいいじゃないか。春休みに行った先生もいるぞ?いくら新婚だからって (入籍は旅行から半年前)、それって許されるの?!
…というのがいつもの自分です。
でも、採用試験受けないのに、職員室で勤務してるのは気まずすぎる…。せっかく試験を受けるプレッシャーから解放されたはずなのに、やっぱり気にして過ごすのって勿体ないのでは…?
と、どちらが悪魔か天使か分かりませんが、そういうふたつの考え方の自分がいました。それで、新婚旅行に行くと決め、周りにも、ほんのり話していたので、みなさんが採用試験の話はしないようにしてくれたのかな、と思います。
まだまだ若いのに採用試験を受けないなんて。逃げてるだけじゃないの。本気で仕事してるのかな。
なんて、わたしが正規職員だったら思ってたかもしれないし、実際に、「講師」という立場として採用試験に挑戦し続ける姿が、模範例であるとも思っています。
けれども、模範例を目指した願書も、面接も、うまくいったことはない。うまくいくはずがない。
でも、面接だって、願書だって、練習すればうまくなる。その練習から逃げているだけ。
そうやって自分を慰めたり、責めたりを繰り返してきました。
それでも、最終的に今思うこと。
教員採用試験の判定、不合格。でも、子どもはついてきてくれます。保護者も「来年も担任してください」って祈るように言ってくれました。
試験の結果としては「不適格、不適合者」なのかも知れない、これも事実。
でも「また来年も」って言ってもらえるのも事実。
だから、正規と非正規にはこだわらなくていい。
退職してから言うのは、説得力に欠けるかも。
でも、もし「正規じゃないわたしは不適格」と思って自分を責めてしまう人がいるのなら、わたしは、「絶対に違います」と声をかけてあげたいです。
そして、自分を責めがちな方ほど、YOUKYOUカフェに参加していただきたいです♡
(そして、わたしと似ている方は、考えれば考えるほどカフェにも参加せずひとりで落ち込む傾向にあるので、ぱちこさんに早めのヘルプを出すことをおすすめします!^^)
採用試験を受けずに過ごした半年間の話でした。今回もお付き合いいただきありがとうございます。